ため池の水を抜き、池の点検や水質の浄化を行うだけでなく、 池の水や泥に含まれる栄養分を海に届ける作業のことで、ため池の自然環境を回復させようとするだけでなく、栄養分を含んだ水を海に届けるため、農業者と漁業者が連携し、陸も海も豊かになるように、取り組みを進めることです。
今年1月に播磨新島に近い稲美町や明石の池の水を抜くかい掘りが実施されて海に放出された池の水によりライン、竿、リールが酷い汚れとなりました。

更に11月20日頃にも、大久保町八木にある請池や稲美町周辺の池で、かい掘りが実施されたようです。

播磨新島近くの池は、過去数十年、かいぼりを実施していなかった池も多いため、ヘドロの蓄積がひどく、ゴムボートと左官用トロ船につかまりながら魚を捕獲していき約3時間ほどで、ヘラブナ、コイ、ナマズ、ウナギ、クサガメ、アカミミガメについては104匹も捕獲されたようで、水揚げ量は866キロだったようです。

このような「かい堀」をする事で本当に海に栄養源を流して魚介類や海苔の生育に繋げていくことが出来ているのかと思います。
かい堀をする度に我々キス釣り師にとっては釣具の汚れや暫くキスが釣れなくなる事は現実なので、一気に多くの池から水を海へ流さずに時間を掛けて適量を流せば良いのではと私は思います。
11月に入って、活性が悪い中でも20センチ超のキスが釣れ始めてましたが、20日からの「かい堀」により海水の汚れが酷くなりキスの活性が下がってしまいました。
此処数日も酷いもので半日頑張ってキスが数匹釣れたら良しという状態が続いているようです。
来週の大きな潮の頃には、海水の濁りも少しづつ解消するかと思いますが、せめて年末まではキスの顔が見たいと思います。
「かい堀が終わるまで寝て待とうとチャロが言ってます」
